かき氷のシロッブは着色料が違うだけ!?

夏祭りに行けば、かき氷は誰もが手にしてしまう定番商品。豪華版レインボーにするか、オーソドックスなイチゴ、レモン、メロンのいずれかにするか、迷いに迷って結局ブルーハワイ!舌の色が妖怪の舌かと思うような色になるのが楽しいんですよね。

どのシロップにするか迷いに迷ってしまうかき氷。実はこんなに迷ってもぜ~んぶ同じ味って知ってた?!ブルーハワイだからハワイの味やハワイの香りがするのではなく、ブルーハワイも、イチゴも味は一緒。

イチゴやレモンの味は皆様ご存知のイチゴの味であり、レモンの味ですよね?しかし「ブルーハワイの味」って・・何でしょう?あらためて考えてみるとなかなか正解が出て来ませんね。だって、ハワイって食べ物じゃないですもん(笑)

ほらね?このあたりからだんだん「味」に対してあやしい雰囲気が漂ってきていませんか?それぞれの味がある!と思われていた方には残念なお知らせ。知りたくなーい!でもこれぞ化学の不思議の入り口。今年の夏の自由研究にもぴったりな「かき氷の味の正体」詳しくご紹介します!


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かき氷のシロップの着色料はなんなのか

かき氷のシロップはお値段もピンキリ。高いものは天然フルーツ素材が入っていて、氷を食べているというよりシロップそのものがデザート。皆がこれぞかき氷!と知


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っているかき氷はだいたい、300円/500mlくらいで売られているあれですね。

それらは無色透明の砂糖や水あめに着色料を入れて作られています。着色料には天然の着色料と人口の着色料(合成着色料)があります。

天然の着色料は天然由来の物で出来ています。例えば くちなしの実からは赤色や青色が、抹茶からは緑色が作られるといった感じです。

合成着色料とは、自然界に存在しない色を石油を原料に作られたものです。タール色素と呼ばれています。

石油なんて口に入れて大丈夫なの?と思ってしまいますよね。現在日本で使われているタール色素は安全が確認されているものだけですが、その安全基準は日本のものであり、外国では異なる基準の為、食品などには使われていない色素もありますよ。


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シロップの味は全部一緒か

かき氷のシロップは砂糖や水あめに着色料を入れて作られています。天然素材のものであっても、着色料は「味」に影響しません。つまり、味の部分に影響があるのは砂糖や水あめの甘~い味だけなんです。

ではどうして、レモンやイチゴの味がすると感じるのでしょうか。それは香料が入っているからなんです。味を舌で感じているのではなく、匂いで感じているのです。

人は視覚や嗅覚、聴覚、味覚で認識したものを脳内で記憶します。そして、次に同じ感覚を得た時には、前回の記憶が蘇ってくるのです。つまり、イチゴの匂いを嗅いでイチゴを食べた記憶が、イチゴの匂いを嗅いだだけで蘇ってくるのです。

赤い色見て「イチゴ色」と認識した瞬間に、脳内では「イチゴ味」の記憶がすぐさま蘇ってきます。つまり、イチゴの香りのするイチゴ色のかき氷を食べると、イチゴ味でなくても「イチゴ味」と脳が錯覚するのです。

では、ブルーハワイは何なんでしょう。そもそもブルーハワイの味は存在しませんよね。ハワイは島ですから。ブルーハワイの味の答えも「記憶の蘇り」によるもの。実体はありません。

つまり、初めてブルーハワイのかき氷を食べた時に「ブルーハワイの味だ」と脳が記憶した瞬間から、ブルー色のかき氷は「ブルーハワイの味」として脳が定義したのです。実際、ブルーハワイに使われている香料は「桃」「ミント」なんかが多いみたいですね。

まとめ

食品に色が施されていることで、脳が「おいしさ」を錯覚します。そしてそれを売り主はうまく利用して製品を作っているのですね。買い手がそれをどのように取捨選択するかが重要です。カラフルなかき氷を見て「楽しい!」「綺麗だ!」と脳が錯覚する事でアドレナリンが発せられ、免疫力が上がる事もあるでしょう。

「実は味はどの色でも同じなんだよ!」という楽しい発見を是非皆さまで共有して、カラフルなかき氷を楽しんで下さいね。ただし、夏の氷の食べすぎにはご注意を!



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