祭りで欠かせないはちまきの巻き方とは

お祭りに欠かせないはちまきには、巻き方と巻き方の名前がある事をご存知でしたでしょうか。くるくるねじって頭に巻いていればはちまきなんじゃないの?と思っている方も多いですね。歌にもあるように「ねじりはちまき揃いの浴衣~」がはちまきと言えば頭に思い浮かびます。

しかしお祭りのはちまきは、「ねじりはちまき」ばかりではありません。ほっかむりになっているもの、女性ならではの巻き方。そしてはちまきの素材も。

そういえば大工さんはタオルを巻いていますよね。お祭りの時にタオルを巻いている方もみかけます。模様の入った手ぬぐいらしき布が巻かれているのを見かける事の方が多い?

お祭りは伝統的な行事ですから子供の頃から親、近所の方に連れられて参加している方はきっとご存知。しかし、初めて参加する事になった方は「はちまき」すら迷っちゃいますよね。お祭りに参加する事になった方必見の「はちまき」に関する事についてご紹介したいと思います。


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はちまきを巻く意味

そもそも法被(はっぴ)にはちまきが、何故定番スタイルなのでしょうか。お祭りは「祭りごと」つまり、神事の一つでもありますね。その為、その装いも神様に失礼の無いようにする必要があります。

はちまきについては、古くは天照大神のお出ましを願って舞った天細女命がツタを額に巻いていたという神話から来ていますが、出土品の中にもはちまきのような物があり、その起源は古墳時代とも言われています。

はちまきが鉢巻きと呼ばれ頭に巻くものとして定着した背景には、武士の兜があります。現代でも土木業の方がタオルで鉢巻きをするのはその為です。兜やヘルメットは固い物の為、個人の頭の形にフィットするわけではありません。

しかし、兜やヘルメットが頭でグラグラしていたら人命を守る要素が弱くなってしまいますね。そのグラグラを調整する為に使われるのが「はちまき」です。巻き方、つけ方を工夫して、兜の中で頭が動かないようにしているんです。頭を鉢と呼び、そこに巻くので「はちまき」というという説も。

しかし、近代のお祭りなどで巻くはちまきは「精神統一」とか「気合向上」の意味が強いかもしれません。運動会で巻くのと同じ意味合いですね。


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はちまきの巻き方

さて、運動会は組ごとに色の違うたすきをはちまきにしますが、お祭りで巻くはちまきは「巻き方」がありますよ。

簡単な巻き方は「ねじりはちまき」ですね。手ぬぐいの両端を少し中に折りたたみ、細長く折っていきます。そしてくるくるっとネジったら「ねじりはちまき」の出来上がり。

真ん中をおでこの中心にあてて頭の後ろで縛る要領でひっかけて、両端をぐっとひっぱり頭に馴染ませたら、余った両端をはちまきの下にはさみ、両端はくっと上に向けます。端を上に向けるのは縁起ものでもあります。

ねじる前の状態で後頭部から前に持ってきて、片方の端だけを立たせるように結ぶのは「けんか結び」。これも粋ですね。

片端を長めに取って一結びした後、頭から外してコマ結びをして結び目を整えてからまた頭に戻して整えます。「ねじりはちまき」のさっと巻いちゃう感じの粋もいいですが、巻いた感じが粋なのもオシャレですね。折った鉢巻きをただおでこにあてて後ろでしばるだけだと「女性」結びになってしまうのでご注意下さい。

まとめ

お祭りの時は神酒所や地域ごとにあつらえた法被や手ぬぐいがあります。それらを着る事はやはり「士気を高める」とか「精神統一」の意味合いが強いかもしれません。

出店を楽しむのであれば鉢巻きは不要ですが、神輿を担いだり、神酒所のお手伝いをするのであれば是非、はちまきも巻き方を覚えて使ってみて下さいね。



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