初盆でお供えをするときのお礼状は何を書けばいい?

みなさんは、「夏」や「夏休み」というと、何をイメージしますでしょうか。海水浴やプール、花火大会などがパッと思いつくかと思いますが、「お盆休み」というのも大きなイベントですね。

お盆期間を使って、帰省をされた人も多いでしょう。その中には、初盆の法要に出席された人もいるのではないでしょうか。帰省の準備で忙しい中、お供え物を何にしようかと頭を悩ますのも大変ですよね。

ただ、初盆法要は、出席する側も大変ですが、迎える側の方は、貰ったお供え物のお礼状を書いて送らないといけないので、それ以上に大変です。

そもそも、お礼状というものを書く機会自体、一生に数回あるかないかだと思いますが、初盆のお供えのお礼状と言われても、どうやって書けばいいか分からないですよね。というわけで、今回は初盆はなぜ特別なのかということと、お供え物に対するお礼状の書き方について考えていきたいと思います。


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初盆は特別?

まずは、初盆とは何かについてお話ししていくところから始めましょう。お盆という言葉はよく耳にしますが、「初盆」という単語はあまり聞かないですよね。

初盆とは、なくられた方の四十九日を過ぎて、初めて迎えるお盆のことです。新盆(にいぼん)呼ばれることもあるそうです。

まあ、考えてみれば言葉の通りなのですが、若い人たちにとっては馴染みのない言葉かもしれませんね。ただ、お盆の時期になると、亡くなった方々がそれぞれの家族のもとに戻ってくると考えられているということはみなさん知っていますよね。

お盆の時期にお墓参りに行くのは、戻ってきてくれた故人に会いに行くためでもあるのですよね。それが、亡くなって初めてのお盆であれば、その家族にとっていかに大切なものかは、言うまでもありませんよね。そのため、初盆では親族だけでなく故人と親しい仲であった人たちも法要に参列してもらい、通常のお盆より丁寧に供養を行うのです。


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初盆でのお礼状の書き方

では、お礼状の書き方についてお話しして参りましょう。まずは、手書きか印刷かという点ですが、これはどちらでもよいです。手書きであれば丁寧な印象を与えますが、最近では印刷したはがきやカードを送ることもあります。

続いて、お礼状を出すタイミングについてですが、法要の参列者には引き出物にお礼状を添えて当日渡します。参列しなかった人に対しては、お盆が過ぎたらなるべく早く投函するようにしましょう。

最後に、初盆のお礼状にはいくつか決まりごとがあるので、それらを見ていくことにします。一つ目は、故人の名前を必ずいれること。二つ目は、文中に句読点(「、」や「。」)は一切使いません。三つ目は、参列したことと、お供え物を頂いたことに対するお礼を記載します。

最後に、差出人(これは通常、供養の施主となります。)のフルネームを必ずいれることです。これらの決まりごとを踏まえ例文を作成すると以下のようになります。(横書きとなりますが、実際は縦書きにしなくてはならないので、覚えておきましょう。)

拝啓
時下ますますご清祥のことと心よりお慶び申し上げます
亡父 ○○○○ 初盆に際しましては ご鄭重※なるご厚志※を賜り大変ありがたく存じております 故人もさぞかし浄土において感謝していることと存じます

つきましては 亡父の初盆供養のしるしとして心ばかりの品をお送りいたします
何卒ご受納賜りたくお願い申し上げます

本来であれば拝眉※の上 お礼を申し上げるべきところではございますが
略儀ながら書中をもちまして御礼かたがたご挨拶申し上げます。
敬具

平成**年**月**日
喪主 ○○△△ 
親族一同

ちなみに、文中に※マークを付けた単語の意味は以下の通りです。

・鄭重(ていちょう。丁重のことです。)
・厚志(こうし。心のこもった親切のこと。お礼状ではお供えことを指します。)
・拝眉(はいび。お会いすること。)

まとめ

ここまで、初盆とはなぜ特別かという点と、初盆のお礼状はの書き方についてお話ししてきましたがいかがでしたでしょうか。

少々堅苦しい決まりごとがありますが、これも大事な日本の文化。しっかりと受け継いで、いざお礼状を書くシチュエーションが来たらしっかりと対応できるようにしたいものですね。



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