新盆でのお布施の相場とは

みなさんは、「夏」や「夏休み」というと、何をイメージしますでしょうか。海水浴やプール、花火大会などがパッと思いつくかと思いますが、「お盆休み」というのも大きなイベントですね。

お盆期間を使って、帰省をされる人も多いと思います。その中には、新盆の法要に出席された方々もいるのではないでしょうか。帰省の準備で忙しい中、法要のお供え物を何にしようかなど、色々と頭を悩ますのは本当に大変ですよね。

ただ、新盆法要は、出席する側も大変ですが、迎える側の方は、事前準備が色々と大変になります。特に僧侶を法要に招いて執り行う場合は、法要後にお布施を渡すのがマナーになっておりますので、お布施も事前に準備しておかなくてはなりません。

でも、このお布施、どうして支払う必要があるのだろうと考えたことはありませんか。そして、支払うお布施の相場はいくらくらいなのでしょう。というわけで、今回は新盆法要では、なぜ僧侶にお布施を支払うのか、そしてお布施の相場はどのくらいなのかという点について考えていきたいと思います。


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お布施とはなんのために必要か

まず、そもそもなぜお布施を支払う必要があるのでしょうか。古い日本の慣習に馴染みのない現代の日本人にとっては、僧侶、お坊さんの仕事は慈善事業ではないのか、なんて考える方々も、ひょっとしたら少なくないのかもしれません。

元来、お布施は「喜捨(きしゃ)」とも言います。これは、自分が所持する何かを相手のために喜んで捨てるという意味です。こちら側からから出来る限りのお布施を渡すことで、菩提寺(ぼだいじ:先祖の位牌を納めてあるお寺)からも、お布施を施してもらっているのです。

お布施は、お金だけのことを指すのではなく、自分が所持、所有しているものを喜んで渡すこと自体を言うのです。

つまり、僧侶を招く側はお金というお布施を支払っているのに対し、僧侶側(菩提寺側)は、招かれた家のご先祖への法要やお墓の管理という「御利益」を施してくれております。これもれっきとしたお布施の形なのです。法要を行う側だけが支払っているものではなく、双方でしっかりとお布施のやり取りが行われているのです。


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お布施の相場

お布施とは、先述した通り自分が所持するものを出来る範囲で喜んでお渡しするもののため、その後の生活に影響が出ない範囲の金額を相談できるようなのです。

しかしながら、新盆は初めてのお盆での法要になりますし、故人をなくしてから間もなく行われる重要な供養ですので、不十分なお布施の支払いでは、お寺に対して失礼になってしまいますし、分からないとはいえ故人の面目をつぶしてしまいますね。

というわけで、お布施の相場はどのくらいになるかといいますと、地域や宗派などによって異なりますが、一般的には3万円から5万円が新盆(初盆)法要に対するお布施の相場とされているようです。

通常のお盆の法要のお布施の相場が5千円から2万円程度とされておりますので、新盆の法要の時は割高になります。これは、新盆の時は、通常の盆の法要と比べ、僧侶が自宅やお墓の前まで来てくれたり、お寺の本堂を借りて執り行うなど規模が大きくなるので、お寺側にも手間や労力がかかることになるためです。

なお、自宅やお墓まで来てもらう場合は、お布施の他に御車代として5千円から1万円程度を支払う必要があります。また、御膳料として5千円から2万円程度を包んで僧侶にお渡ししますが、法要後の会食に僧侶も参加された場合は、御膳料は必要ありません。

まとめ

ここまで、新盆の法要で僧侶を呼ぶ際になぜお布施が必要かということと、お布施の相場についてお話しして参りましたがいかがでしょうか。

お布施は、決して一方的に支払っているものではなく、金銭を払う側も、菩提寺(僧侶)側から供養、墓地の修繕や管理というお布施をもらっているということをしっかりと理解して、新盆の慣習を下の世代に伝えていけるといいですね。



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