知ってた!?和傘の使い方とお手入れ方法

日本に旅行に来る外国人の数の伸びが止まらないですね。2017年の訪日外国人観光客の数は約2800万人で、2020年の東京オリンピックに向け、ますます観光客の数が増加すると予想されています。

外国人観光客が観光や買い物をする姿をテレビでよく観るのですが、人によっては日本人以上に日本文化を研究した上で来日しているのだなと非常に感心しています。

最近、筆者の外国人の友人が観光で来日したのですが、その際「和傘をお土産に買っていきたいのだけど、何かおすすめはないか?」と聞かれて思わず驚いてしまいました。

というのも、筆者自身、和傘というものが何かは多少知っているものの、日常で使ったことがなかったので、おすすめと言われても答えに窮してしまったからです。

でも、今回の出来事がとても悔しかったので、これを機に和傘について知りたいと思い、色々と調べてみました。というわけで、日本が誇る和傘の使い方、使うシチュエーション、そしてお手入れ方法について説明していきたいと思います。


スポンサードリンク

和傘の使いどころと使い方

まず、和傘をどういうシチュエーションで使うのかについてお話していきます。お恥ずかしい話ですが、和傘は置物や飾り物としての用途や、着物を着た女性(例えば京都の舞妓さん)が晴れた日に外を歩くときのアクセサリーの一部(それも日傘という用途ではなく、ただ傘を持って歩くだけ)としての用途しかないと思っていました。

それはとんでもない勘違いで、和傘もしっかり雨具として使用されるのです。和傘は竹を主材料として作られた軸と骨に和紙を張って、柿渋、亜麻仁油、桐油などの植物油を混ぜて染み込ませて防水加工を施してあります。

そのため、雨の日に和傘を使っても全然問題ない、と言いますか和傘も傘の一種なので、しっかりと雨の日に活躍してくれるわけです。

ただし、防水性に優れているとはいえ、紙(和紙)と竹がメインで使用されている材料であるため、傘自体の耐久性は良いとはいえず、梅雨のシーズンを乗り切ることは難しいですし、台風のような暴風雨にさらされてしまったら一発で壊れてしまうでしょう。

やはり日本が誇る美しい文化の一つでもある和紙が用いられている傘ですので、風情のある京風の街並みを優雅に歩くのに使ってみたいですね。

ちなみに、筆者は結婚式を行った際、披露宴のお色直しで紋付き袴を着用し、披露宴終了後、着物を着た奥さんと写真を撮ってもらったのですが、その時に美しい和紙が張られた和傘を手にもって写真を撮っていたら、もしくは和傘を置いて写真の一部として写っていれば、筆者の見栄えもよくなっていたかもしれませんね。


スポンサードリンク

和傘のお手入れ方法

さて、美しく繊細なイメージを持つ和傘ですが、どうしても耐久性で洋傘に劣ってしまうので、しっかりとお手入れをすることが大切になってきます。では、どのようなお手入れ方法があるのでしょうか。

まず、和傘は紙(和紙)を使用していることから、紙が破れてしまっては、雨を防ぐことができなくなりますね。そのため、洋傘のように傘の先端を下にして立てかけるのではなく、持ち手を下にして天井に吊るして保管すると、雨水であったり傘を洗う時に使った水が和紙に浸らず破れる危険性を低減します。

紙が破れるのは水だけが原因ではなく、虫食いなどで破れる可能性もあります。虫食い対策として有効なのが「陰干し」です。風通りの良い場所で干すと虫食いの危険性が減りますし、陰干しによって油のくっつきを防止する効果があります。

もちろん、これらの手入れをしていても紙が破れてしまうことがありますので、破れてしまったらすぐに和紙を張り替える必要があります。少々面倒かもしれませんが、和紙を張り替えることで何度でも使用することができるのが和傘の長所でもありますので、しっかりと張り替えしていくことが重要です。

まとめ

ここまで和傘を使うシチュエーション、和傘の使い方、そしてお手入れ方法に関して説明してきましたがいかがでしたでしょうか。

和傘は日本が誇る文化がふんだんに使われている素晴らしい伝統工芸品ですね。和紙の素晴らしさと特徴をしっかりと理解して、上手に使っていきたいですね。また、今回勉強したことで海外の友人にも和傘を正しくおすすめできそうです。みなさまもぜひ参考にしてみてください。



スポンサードリンク